冬のボーナスで6101MFBと同時に購入したSS SVです。深溝スプール搭載のTDーZの後継機になります。
スプール径
スプール径34mm深溝の超々ジュラルミン製SV(StressfreVersatile)スプール搭載ということで5g程度の軽量ルアーから重量級のルアーまで扱えるというのが売りですが実際に使ってみた結果、
『餅は餅屋』
軽量ルアーはやはりベイトフィネス専用機に任せた方がいいように思います。アルファスSVも所有していますが、スプール径が33mmなので、軽量ルアーを中心にバーサタイルに使用するならこちらの方が向いているように感じました。
自重150g
自重はギア比8.1(155g)のものを除き150gになります。同じくダイワのアルファスSVが175g、シマノの15アルデバランが135g、同じくシマノのメタニウムが170gであることを考えれば、十分に軽量な部類に入ると思います。
糸巻き量
スプールの糸巻き量は14lbで45〜90m、16lbで40〜80mとなります。深溝になっているので太い糸も十分に巻くことができます。
スプール本体の側面にハーフラインが入っており、フィネス運用する際の糸巻き量が分かりやすい仕様になってます。
ギア比
ギヤ比は5.3、6.3、7.1、8.1の4種類がラインナップされています。自分の釣りに合わせて選べるのはいいですね。
その中でも私が購入したのはハイギアの7.1(103SH)を選択しました。
個人的には色々使えるギア比だと思っています。打ちはキャストと回収をテンポ良く繰り返すことができる。巻きはローギアと良く言われますが、感度が鈍るのが好きになれず、7台のハイギアか6台のローギアのリールを使用しています。
コスパ
実売価格で約2万6千円になります。アルファスSVが約2万円になるのですが似たような性能なので少々割高感を感じています。STEEZの劣化版と考えれば割安感は出ますが、そうなるとアルファスSVの割安感が際立ちます。
正直位置付けの微妙な1台だと思います。
問題点
私が買ったものがたまたまハズレの個体だったのか分かりませんが、ドラグがズルズルに滑ります。
もうガッチガチに絞めてもラインが止まりません。
ネットで検索をかけるとやはり同じような人が結構いるらしくて対応策としてYTフュージョン製のハイパーロックドラグワッシャーを使用すると良くなるらしいです。
らしいですというのはそこまでする気になれず、残念ながら売却してしまいました。
そのお金はアルファスSVの購入資金に充てられました。
最後に
ドラグさえ改善できればいいリールかと思います。
中古でも手に取れるならドラグの具合を確認することをおすすめします。
でもこれならアルファスSVでいいかなぁ……