マイ魚探デビュー戦
まさかのノーフィッシュでした。
テストフィールドとして選択したのは、良い思い出のない曽原湖。
さらには一番不得意なこの時期。
しかし魚探まで使ったら流石に釣れるだろうと思っていましたがまさかのノーフィッシュ。
曽原湖そんなに甘くないッス。
なぜガーミンなのか?
魚探メーカーとして思い着くのはローランスにホンデックス、ハミンバード、ガーミン。
ローランスは近くに扱っているお店がないのとホームページが無いか見つけられないのでなし。
ホンデックスは他のメーカーと比べたときに性能的に劣る気がしました。
残るはハミンバードとガーミン。
この2つは最後まで悩みました。
描写力
欲しい機能や性能を比べたときにそれぞれ比較対象としてハミンはヘリックス8。
ガーミンからはエコマップUHD7or9インチ。
ハミンバードと言えばなんと言ってもメガイメージングの描写力。
それも第3世代となるとメガイメージング+になります。
ガーミンではUHDが相当する技術ですが、メガイメージングと比べると一歩劣る印象。
操作系はハミンは物理ボタンのみでタッチパネルは無し。
ソレックスにすればタッチパネルもあるけど流石にそんな予算はありません。
それに対してガーミンはショートカットのボタンなどはついていますが基本はタッチパネル。
これは好みになりますが直感的に操作できるタッチパネルの方が個人的には好み。
等高線マップ
ハミンとガーミン、どちらも自動で計測して自動で等高線マップを作ってくれる機能があります。
それぞれオートチャートライブ、クイックドローコンツアーズ。
自動でマップを作って水深で色分けしてくれるのは一緒です。
違いもあってハミンはボトムの硬さとウィードなどの植生を記録してくれます。
ハードボトムもウィードエリアもバスを釣る上では欲しい情報です。
ガーミンはパソコンやスマホなどを利用して他ユーザーが拾ってきた等高線データをダウンロードすることができます。
つまり自分で走り回って等高線マップを作る必要が無いってことです。
どちらも欲しい機能ですが片方しか手に入らないならどちらでも良いか😦になりました。
アップデート
なんとなく車のナビと同じようにSDカード(実際はmicroSD)を使ってするんだろうなぁとは思っていました。
もちろんそれも可能ですが、ガーミンではスマホ経由でWi-Fiを使用して行うことができます。
つまりmicroSDを抜き差しすることなくスマホでネットに接続してアップデートすることが可能と言うことです。
固定回線やパソコンがなくてもアップデートすることができます。
そんなにしょっちゅうあることではありませんが、あれば便利な機能であることは間違いありません。
GPS性能
実際に使って比べられればいいのですが、そうもいきません。
ネットで検索してみるとガーミンの方がいいという話を見つけることができます。
それもそのはず。
ガーミンは元々GPS端末のメーカーで魚探に参入してきたのはつい最近の話です。
ガーミンは魚探の他にもアウトドア用のナビやスマートウォッチ、アクションカメラ、軍用規格で作られた端末など多岐に渡ります。
米軍でも使用されるようなGPS端末の性能が悪いようでは生死に関わります。
故にGPSの精度と言う意味ではガーミンに分があると思われます。
結論
(表示されているのはデモ画面です。)
どちらの魚探もネットで検索してみたり、喜多方まで出向いて実機を見せてもらったりして悩んだ結果ガーミンのエコマップUHD92SVとなりました。
振動子はGT54UHD。
通常魚探、ダウン、サイド全て対応かつ高精細振動子です。
ハミンは単純に魚探としては優秀な印象を受けました。
ガーミンの印象はタブレット端末やPCのような感じです。
ガーミンを選択した理由としてはタッチパネルなど直感的な操作をすることができ、さらにショートカットキーにより瞬時に2D魚探やサイド、ダウンまたはその分割画面など設定に切り替えることができます。
アップデートのしやすさ、GPSの精度が欲しかったのもあります。
確かに描写力ではハミンに劣るかも知れませんが、困るほどではないかと。
難しいところではありますが、各メーカー良いところや便利な機能が違うので必要な機能、性能に応じて選択することをオススメします。
画面サイズ
最初は「安いし7インチモデルでいいや」なんて思っていましたが、7インチモデルと9インチモデルを並べてみた時に感じました。
『7インチは小さい』
ぱっとみて完全に小さく感じました。
実際に使用するにしても2分割もしくは画像のように3分割で使用することになると思います。
そうなると7インチでは足りないんですよね。
レンタルボート上で大きすぎると邪魔なんじゃないかと言う思いは確かにありました。
しかし実際には幅で約3cmしか変わらないんです。
奥行と高さにしても約1cmしか変わりません。
正直物理的には大した差はないんです。
その為に大きな画面の利便性、見易さを犠牲にするのは勿体ない。
9インチモデルなんてのもありますが、予算的に流石に厳しかったです……
バッテリー
ついでなのでバッテリーの話も。
レンタルのエレキと共有することもできますが、ノイズが出る可能性があることを考えると別にした方がよろしいかと思います。
レンタルボート屋さんやガチ勢のみなさんがよく使用されているのを見かけるのがエーシーデルコのボイジャー。
M24MFやM27MFですね。
要領はそれぞれ80Ahと105Ah。
しかし重い、重すぎる。
それぞれ21kgと25kgあります。
エレキ併用無しで魚探専用にしては大きすぎです。
そこで必要になるのが小型のバッテリー。
そうは言っても容量が足りないようでは困る😑。
ネットで検索すれば魚探の必要な容量の調べ方が出てきます。
消費電力(w)/電圧(V)=電流(A)
電流(A)×使用時間(h)=必要な容量(Ah)
✳︎使用により電圧が下がりすぎると寿命を短くしてしまう為、さらに1.3倍くらいの余裕をみましょう。
エコマップUHD92SVの場合、使用する時間を10時間と想定した場合20Ah程度必要であることがわかります。
そこで選択したのがLONG社 WP20-12。
容量は20Ah。魚探のみなら足りる計算です。
とりあえず1日で10時間ほど使用してみましたが、電圧は12V以上をキープできていました。
ライブスコープやヘディングセンサーなどを使用すればまた変わって来るとは思いますが、本体と振動子(GT54UHD-TM)では十分なようです。
重量は6.3kg。
前述したボイジャーの1/3以下になります。
サイズも181×76×167とコンパクト。
車から桟橋まで距離があるボート屋さんもあるのでコンパクトで運搬しやすい方がありがたいです。
ヘディングセンサー
が欲しい!!
今回魚探初投入して感じました。
せっかく魚の反応を見つけてマップ上にマークしても自船の位置、方向を正しく把握できていないと正確なアプローチができません。
標準装備の物で十分かと思っていましたが、無風ベタ凪でも無い限りはあった方がいいと感じました。
気になる点
今回初めて実践投入したわけですが、雨が降る中でのテストとなりました。
そんな中で気になったのがこの部分。
普段は蓋?が閉まっていますが開けるとmicroSDの差し口があります。
釣行終了後そこを開けると水が溜まっていました。
確かに差し口の周りはパッキンが付いていますが正直浸水しないか不安です。
最後に
今までレンタルの安いやら古いモデルの魚探した使ったことしかありませんでしたが、やっぱり最新の魚探はいいですね😊。
今まで見えていなかったものが丸見えです。
今シーズンも残り少ないですが、来シーズンに向けて使いこなせるようにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
マイ魚探の初戦がノーフィッシュと言う大惨事になってしまったジョージでした。