ヘディングセンサーの必要性

ヘディングセンサー導入

写真の通りヘディングセンサー導入に至りました。
去年導入したGAMIN ECHOMAP UHD 92SV。
同時に購入するべきか迷いましたが、結局必要に迫られたらと見送りました。

無いとどうなるか?

魚探購入時、ヘディングセンサーの必要性について

「無くても標準装備のものでもなんとかなるだろう。」
「少々精度が悪い程度でしょ?」

と甘く見ていました。
というかヘディングセンサーが無いとどうなるかわかっていませんでした。

じゃあヘディングセンサーが無いとどうなるか?
まずモニター上の船首方向が進行方向になります。
つまりボートが前に進んでいる場合は船首方向を示します。
アシ際を流すような常に進行方向に船首が向いているような釣りなら役に立つと思います。

しかしボートを一定の位置にとどめるような場合はそうはいきません。
一定の位置にボートをとどめたい時、風や水流で流された場合、画面上の船首方向は流された方向を示します。
つまり実際の船首方向と画面上の船首方向が一致しないことになります。

風・水流の両方の影響を受けるような状況ではモニター上では船首方向が定まらずクルクルと回るようになります。
ボートとマークした沈み物などとの位置関係、方向が全くわからなくなります。

クアッドサット(Quad SAT)

今回取り付けてもらったヘディングセンサーです。
GPS測位、加速度、ジャイロ、コンパス情報の4つ(クアッド)の情報からボートが前後左右に傾いても正確な位置と方向を示すようになっています。

10Hz

1秒間に10回の計算を行い、位置情報などの更新・修正を行ます。
内蔵されているセンサーでは1秒間に1回とされているのでその10倍の数値になります

マルチGNSS

GNSSとは衛星を使用した測位システムの総称です。
GPS、GLONASS(グロナス)、Galileo(ガリレオ)、Beidou(ベイドゥ=北斗)、QZSS(準天頂衛星システム)などの複数の衛星測位システムを使用することができます。
この中から最も受信状態のいいものを選択し、座標計算を行います。

一般的にはGPSと呼ばれていますが、GPSと言うのはアメリカが開発・運用しているシステムです。
同じようにロシアのGLONASS、EUのGalileo、中国のBeidou、日本のQZSSがあります。

魚探との接続

魚探との接続は電源のケーブルを介して行います。
てっきり裏の端子で接続するものと思っていましたが違いました。
繋ぎ方自体はネットで調べても出てはきますが、全くできる気がしないので喜多方のN工場にお願いしました。

新型

残念なことに購入を決定して間もない頃、新型のヘディングセンサーが出てしまいました。
カタログを見る限り、接続方法が違うのみで特に何が違うのかよく分かりませんでした。

価格的には諭吉さん1人分以上上がってしまいます。
そこまでの違いはあるのだろうか🤔

消費電力

最近のハイテク魚探の普及に伴って問題になっているのがバッテリー容量。
買ってからふと気になったのでN工場に確認したのですが、ヘディングセンサーくらいでは全く影響ないとのことでした。
1日使ってみて電圧の変化をみていましたが、ヘディングセンサー設置前後で特に変化はありませんでした。
従来から使用している20Aのバッテリーで十分でした。

最後に

今回なんとか本格的なシーズンインに間に合いましたが、去年の購入時に一緒に購入するべきだったと後悔しています。
しかしこれでまた快適に釣りをすることができるようになったと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。
忙しくて2021年未だにバス釣りに行けていないジョージでした。

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