2016年6月26日 霞ヶ浦 『ガイドのススメ』

きっかけ

最近バス釣り熱が再燃してから、過去に2回霞ヶ浦遠征を実施しました。
霞ヶ浦水系のガイド本を買ってある程度見当をつけて良さげなポイントを回ったのですが、

全く手応えが掴めない。

完全に打ちのめされた感じです。

人多すぎ

話に聞いてはいましたが、人多すぎ。
行く場所行く場所全てに人がいるような状態です。
田舎育ちの自分にとって、こんな人的プレッシャーの高いフィールドは初めてでした。

広大なフィールド

尋常じゃないくらい広い。とにかく広い。
さすがは日本で琵琶湖についで2番目に大きな湖です。
釣りしながらだと1日かかって半周もできなかったです。

見切りがつけられない

初めてのフィールドです。いつまで粘っていいのか全く分かりません。
粘れば釣れるのか、見切って次に移動するべきなのか迷っているうちに刻々と時間は過ぎていきました。

キャスティング

誰かに教わった訳でもなく、自己流でやってきました。
正直ちゃんとできているのか、おかしな格好になっているのではないかと心配していました。

名ガイド

というわけでガイドを利用してみることにしました。
ガイドをお願いしたのは霞ヶ浦でフルタイムガイドを営みつつ、WBSプロであり、OSPとプロズファクトリーのプロスタッフでもある松村 寛プロ
松村プロについて、詳しくはこちらをご覧ください。

霞ヶ浦に精通し、その人に合ったキャスティング指導もしてくれる、今の自分にとってこれ以上ないくらい最適なガイドでした。

実践

まずは課題の1つであったピッチングのチェックとなりました。船を降ろすスロープの目の前にある真珠棚からのスタートでした。
評価としてはちゃんとできているということでした。寒い冬に誰もいない野池で練習した甲斐がありました。
それでも細かいアドバイスをいただき、精度が上がり、精度が上がったおかげで精度を保ったまま飛距離を伸ばすことができるようになりました。

次にキャスティングのチェックということで、霞ヶ浦本湖のこれまた釣れそうなストレッチ。
葦の際ギリギリを狙うように言われたのですが、キャスティング精度の低さから攻めきれずにいたところで、サミングの基本から教えていただきました。
今まで誰に教わることもなく、自己流でやってきたので正しいサミングすらできていないようでした。
教わったことを実践してみると、キャスティングが嘘のように決まり始めました。バックラッシュも激減。したとしても重症度が全然違いました。バックラッシュを直す時間が激減しました。せっかく釣りに来ているのにバックラッシュを直すのに時間が取られるのはもったいないと思います。
人それぞれタイプがあるそうでそれに適したフォームを身につけるとキャスティングも上手くなれるということでした。

私はたまたま適したフォームでキャスティングできていたので良かったのですが、中には違ったタイプの人の真似をしてそれが原因でフォームが体に馴染まず上手くいかない人もいるそうです。

キャスティングが上手くいかない、もっと上手くなりたいという人は是非一度松村さんのガイドをオススメしたいと思います。
キャストが上手くなれば今まで狙えなかった際どいポイントも狙えるようになります。
というか霞ヶ浦においては精度の高いキャストを以って正確に狙いたいところを射抜かないことには始まらないそうです。

オススメルアー

松村プロがプロスタッフを務めるプロズファクトリーのスモラバ『Pro’s Tune Divice(プロズチューンディバイス)』(通称PTD)を勧められて使用したのですが非常に使いやすかったです。
大きめのフックとしっかりしたガードが付いていて、まさに小さなラバージグのような感じです。ベイトフィネスタックルにはぴったりだと思います。
他のガードの弱い、フックの細い普通のスモラバでは責められないようなポイントも攻めることができます。

釣果

肝心の釣果の方はと言うと

 

貴重な1匹

ノンキー 1匹
フッキングミス 2回

完全に疲れ切った表情なのは1日投げ倒して終了間際にやっと釣れた1匹だからです。
あんまり釣れなさ過ぎて松村プロが秘密兵器を提供してくれました。

霞ヶ浦は厳しいとは聞いていたのでボウズも覚悟し修行のつもりで挑んだのですが、なんとか1匹釣れたので良かったです。

後から聞いたのですがこの日は水門からエグい色の水が流れ込んでいたそうです。
同じ日に開催されていた大会の出場者の釣果、同じマリーナから出発した船の釣果を聞いた所では、そちらもかなり厳しいようでした。

その中で1匹釣れたのは不幸中の幸いだったのかと思います。

最後に

とにかくキャスティング技術が向上したのが1番の成果だと思います。
松村プロは教えるのが上手く、今まで出来ていなかったこともすぐに出来るようになりました。

自身初のバスボートもとても気持ち良かったです。

繰り返しになりますが少しでもキャスティング技術に不安があるなら一度松村さんのコーチを受けることをお薦めします。

今回はいまいちな釣果でしたが、次回はなんとかまともな釣果を上げられるよう頑張りたいと思います。

 
初バスボート
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