ちょうど1週間前になりますが、東京は江戸川区瑞江にて浸透探傷試験の実技講習を受けて参りました。
というのも3月に行われた10年目の更新試験に見事不合格orz
あまりメジャーな資格ではないせいか、ネットで検索をかけてもあまり情報の出回っていない分野になっています。
講習も受けずに実技参考書を読み込んでのほぼぶっつけ本番で見事撃沈orz
ということで実技講習を受けることに相成りました。
講習会場
講習は試験の会場と同じく東京の江戸川区瑞江にある日本非破壊検査協会瑞江センターにて行われます。
朝の9時からということで八戸から前乗りで1泊2日の日程となりました。
会場は東京と大阪しかありません。ある程度の設備が必要で、実施できる場所が限られるのは分かるのですが、地方からの受験者にもう少し配慮してもらえると助かるんですがねぇ……
本州最北端の県からすると移動費やら宿泊費やらかかってしょうがないです。
講習本番
講習は溶剤除去性染色浸透探傷試験、水洗性蛍光浸透探傷試験、後乳化性蛍光浸透探傷試験それぞれで2時間半ずつと残りが指示書の書き方で丸1日かかりました。
水洗性と後乳化性で3回ずつ、溶剤除去が2回テストピースを与えられて実技を行いました。
水洗性蛍光浸透探傷試験と後乳化性蛍光浸透探傷試験では探傷試験の手順を重点的に指導されたのですが、溶剤除去性染色浸透探傷試験では記録の取り方を中心に講習が行われました。
確かに溶剤除去性だけ記録の取り方がややこしいので要注意だと感じました。
職場が変わってから溶剤除去性をする機会は激減、水洗性は10年前の実技講習以来、後乳化性に関してはほぼ初めての状態だったので非常に勉強になりました。落ちた理由もわかる気がします。
後乳化性蛍光浸透探傷試験
10年前に受けた新規の試験では溶剤除去と水洗性のみでしたが、ここ何年かで試験のルールが変わった様で蛍光の後乳化の実技が追加されていました。
この探傷方法に関してあまり経験者が多くないのは講師の方もわかっているぼで丁寧に教えてくれました。
試験本番に向けて
再認証試験再試験まで残り10日を切りました。次の試験に落ちてもまだ1回チャンスが残ってはいますが、往復の交通費だけでもかなりの負担になるので何とか今回の試験で片を付けたいと思います。