たまたまJ州屋で見つけた新品のアルカンセ。
生産終了に伴いまさかの投げ売り税込¥9900円也。
数ヶ月前からからネット価格並みの価格で値札が付いていましたがまさかの値下げで1万円アンダー。
ちょうどエクストラハイギアの中量級リールのポジションが空いていたので買ってみました。
ということでインプレです。
オフィスZPI
ご存知の通り、スプールやハンドルなどのリール用カスタムをメインに作っているメーカーですね。
他には偏光グラスやオイル・グリースなどもリリースされてます。
過去にはオカッパリ専用リールとして「Z-PRIDE」というシマノの13と16メタニウムをベースにしたものもリリースしています。
バスプロの中でもZPIパーツてんこ盛りのリールを使用している人を見かけます。
理由は分かりませんがエバーグリーン勢が多いですね。
アルカンセ
同名のロッドのシリーズもありますがトップ画の通りリールです。
2019年にリリースされました。
それまでカスタムパーツをメインにしてきたメーカーが作ったリールということになります。
世代的には20メタニウム、18バンタムMGL、18ジリオンSVTWあたりが仕様的にも近いと思います。(アブ?使ったことないので分かりません)
そして2024年1月でコロナ禍や円安を理由に生産を終了しました。
ブレーキシステム
使ったことないので分かりませんがアブと同じ?マグネットブレーキシステム。
ちゃんとした調整の仕方は知りませんが、ダイワのSV機と同じくメカニカルをスプールがガタつかない程度に締めてあとは外部ダイヤルで調整しています。
それで特に問題無く快適に使用できています。
スプール
SRV(SmartResponseVersatile)スプールだそうです。
中量級に多い34mm径のスプール。
糸巻き量的にも12〜16lbが使いやすいものになっています。
ZPIといえばスプールのようなイメージだったのですが…まぁ普通に良いと思いますよ。
ギア比
ロー(5.6)、ノーマル(6.6)、ハイ(7.3)、エクストラハイ(8.1)の4種類。
これだけあれば不足はありませんね。
ちなみにうちのはエクストラハイギアです。
ハンドル
ギア比によってハンドル長が違います。
ローギアとエクストラハイギアが90mm、ノーマルギアとハイギアが86mmになります。
私が購入したのはエクストラハイギアですが90mmのハンドル調で快適に使用できています。
個人的にはローギアを90mmにする必要があったのか疑問ですがカスタムハンドルも作っているメーカーです。
それなりの思惑があってのことだと思います。
ハンドルノブ
標準で丸型のゴツいのが付いてます。
握りやすくて力は入りやすいと思いますが、「要るか?」と
こういうタイプが好きな人はいるでしょうが、私は好きではありません。
琵琶湖なんかでやるならこれで良いかもしれませんがそうでもなければ無用の長物かと。
ということでダイワの余ってるハンドルノブ付けてみました。
「ハンドルノブSサイズ」ってやつです。
ついでに余ってたベアリングも入れましたが今のところは問題なく使用できています。
使用感
「普通」に使い易いですよ。
特別軽いルアーが投げられる訳ではありませんが、ライントラブルも特に無い。
普通にロングキャストもできる。
重量は178gと特に軽いわけでもなく、いたって「普通」。
でも比較対象が18ジリオンSVTWあたりなので結構高いレベルの「普通」です。
むしろ背が低くてフォルム的にも握りやすいので18ジリオンより個人的には好き。
流石に2024年現在にもなると色々良いのが出てるので少々見劣りする感じはありますがまだまだ最前線で活躍できると思います。
最後に
今回幸運にも新品を格安で手に入れることができたアルカンセ。
コスパ的にはかなり良い買い物ができたと思っています。
悩んでる間に他も人に買われた1台が悔やまれます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
唐突ですがメロンが食べられないジョージでした。