【インプレ】レジットデザイン ワイルドサイド WSS-G62L

WSS-G62L

いつまで続くのでしょうかこの状況。
釣り自粛中のジョージです。

今回は先日開催された第33回バサーオールスタークラシックで優勝した北選手のウィニングタックルでもあります、レジットデザインのピュアグラススピニングロッド「WSS-G62L」の紹介です。
私自身初のピュアグラススピニングでもあります。

スペック

以下の通りなんですが、適合ラインの「MAX12lb」ってのはモノフィラ?PE?
lb表記なのでフロロかナイロンのモノフィラだとは思うのですが、それにしては太すぎ?
そう考えるとPEの12lbかとも思いましたが、lb表記だと編み数によって号数が変ってくるのでそう考えるとやっぱりモノフィラ?
PEラインで使っていますが、ロングキャストもできるし、伸びの少なさをグラスが補ってくれるのでいい感じです。

レングス:6ft.2inc
自重:128g
アクション:スロー
適合ルアー:2.7〜11g
適合ライン:MAX12lb

ピュアグラススピニング

最近のバスロッドでグラスと言えば大体がグラスコンポジット、それもベイトロッドになります。
グラスコンポジットのスピニングはありますが、純粋なグラスのスピニングとなると選択肢としてはこのワイルドサイドのWSS-G62Lくらいしかないのではないでしょうか?

メリット

張りがないのでエリアトラウト用ロッドのようにバイトを弾きにくく、バラしにくいのが特徴です。
ラインが張った状態で使用する巻物はバイトを弾きがちですが、グラスなら魚が仕掛けてくれば針先が勝手に魚の口を捉えてくれます。
掛けた後も魚の動きにロッドが追従してくれるのでバラしにくいです。

根掛かりについてもフックが刺さる前にロッドが曲がってくれるので後はラインテンションを緩めるだけでフローティングモデルなら浮いてきてくれます。

デメリット

いいところもありますが、もちろん悪いところもあります。
一般的なカーボンロッドとの比較になりますが重いです。
同じくスピニングではありますが、2インチ長くミディアムライトのWSS64MLが98gです。
G62Lは128gなので重いのがよく分かってもらえると思います。

もう一つのデメリットがカーボンロッドに比べてよくしなるのでキャストする時にコツがいるということです。
カーボンロッドと同じようにキャストするとうまくいきません。
これは慣れるしかないと思います。

第一印象

手にした時の第一印象としては張りがなく、エリアトラウトロッドに近い感触でした。
スピニングにしては太めのブランクス、カーボンロッドと比べると重量感のある感じでした。
バットの太さなら63MHと変わらないです。

用途

グラスなのでもちろん巻物です。
ハイカットなどのシャッドやタイニーブリッツのようなスモールクランク。
ドゥルガのような70mmクラスやアシュラなどの90mmクラスのミノーを巻くのに使用しています。
ロッドに張りがないので、キレのあるジャークやダートアクションは期待できません。
もし必要なら普通のカーボンロッドの使用をオススメします。

入魂の義

タックル
 ロッド:レジットデザイン ワイルドサイドWSS-G62L
 リール:ダイワ セオリー2506H
 ライン:シマノ ピットブル4 0.8号
 リーダー:ラパラ  ラピノヴァ 1.75号
 ルアー:OSP ドゥルガ73SP(セクシーシャッド)

実戦初投入において入魂することができました。
それもコンディションのいい、入魂の1本に申し分ない1本でした。

G62LとPEライン、ルアーはOSPのドゥルガの組み合わせ。
先日開催された第33回バサーオールスタークラシックで優勝した北選手が使用していた組み合わせです。

ストレートコルクグリップ

レジットデザインのスピニングに多いのはコルクとEVAのハイブリッド?のセパレートグリップですが、このロッドはコルクのストレートになっています。
操作性よりもひたすら巻くためにフィット感重視のようです。
でも正直ストレートの良さって分かんないんだよなぁ……

最後に

巻物オンリーの特化型のロッドになります。
それ故に汎用性が高いとは言えませんが、巻物については抜群の性能を誇ります。
グラススピニングという他にはない稀有な1本です。
シャッド、タイニークランクなどの巻物にしか使えませんが、巻物ならこれ以外には無いと思えるくらいです。
ベイトでは投げにくい巻物を多用する人にはオススメの1本です。
早く緊急事態宣言解除されねぇかなぁ……
次にこのロッドで巻き倒せる日はいつになるのでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました。
釣りも自粛でストレスフルなジョージでした。



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