去年の秋に欲しかったのですが、ちょうど市場から消えていて手にすることができませんでした。
結局入手することができたのはシーズンオフ中の12月の末になりました。
そしてテストすることができたのは3月でした。
レングス
ロクヨンのレングスは狭いボートの上でも扱いやすく、キャロシャッドや小型のミノーをジャークさせるのにも快適なレングスかと思います。
レジットデザインさんのスピニングのショートロッドの定義は6’0”以下となっています。
個人的にはショートロッドの括りなのですが、レジットさん的にはショートロッドに分類されないようです。
ちょっと固め
最初に手にして思ったのですが、かなりパリッと張りのあるロッドです。
ベイトロッドかっちゅうくらいの張りです。
今までLやULクラスのロッドしか扱ってこなかったのでスピニングとしては初めての感触でした。
何にでも使えるようなバーサタイルロッドにはなっていないのでご注意ください。
ダウンロック
ワイルドサイドシリースのスピニングとしては珍しくダウンロックになっています。
ダウンロックタイプとなっているのは私の知る限りこの64MLを除いてピュアグラスモデルのG62Lのみです。
確かにシャッドキャロにテンポよくしっかりアクションをさせるのにはこっちの方が使いやすい……気がします。
実際に使用してみて
背景に違和感を感じた方は多いと思いますが、エリアトラウト用のミノーをぶら下げて管理釣り場でテストをしてきました。
なんとなく予感はしていたのですが、まぁ弾きますよね。
リールに巻いてあるラインはPEライン。
フックもシングルフックがテールに1本ついているだけ。
余計にかかりません。
かなり張りの強いロッドなので常にラインが張っているような釣り、巻物などには適していないように思います。
この張りを生かして房総リザーバーではパワーフィネスに使用している人もいるそうですがそのくらいのパワーは十分にあると思います。
シャッド単体で使用する方もいるようです。
巻きで使用するならピュアグラスのWSS-G62Lを使用したいところです。
前にも書きましたがラインを張っているような状態で食わせるならあまり向かないように感じます。
コスパ
大体28,000〜30,000円と言ったところでしょうか。
ワイルドサイドって一部のモデルを除きこのくらいの割とお求め安い価格になっているので大変助かります。
最後に
メインの相手がスモールマウスなので晩秋に魚がボトムに集まりだすころにキャロシャッドに使用するつもりで導入してみました。
活躍してくれるまでしばらくありますが、楽しみに待ちましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
桜満開の福島よりジョージがお送りしました。