あけましておめでとうございます。
今年も早速散財のジョージです。
22年初散財はダイワ22ジリオンTW HDになりました。
ダイワ 22ジリオンTW HD
お分かりの通りSVじゃない方のジリオンです。
ジリオンでTWでヘビーデューティーなロングキャストモデルです。
SVではできないロングキャスト、ヘビーウェイトを扱うためのモデルになります。
ヘビーデューティー【heavy-duty】
出典:goo辞書
[名・形動]激しい使用に耐えること。耐久性があること。また、そのさま。
スプール
先代のφ36mm/幅27mmからφ34mm/幅24mmになっています。
サイズだけ見ると現行のスティーズLTD SV TWやジリオンSV TWと同じサイズ。
下位互換モデル?のタトゥーラTWはブランキングされていますがこちらのスプールはされていません。
タトゥーラのスプールは軽量なジュラルミンではないようなのでその分穴を開けて軽量化されているようです。
それに対して今回のジリオンはスティーズなどと同じG1ジュラルミン製。
ブランキング無しで十分に軽量なスプールになっているということでしょう。
糸巻き量
20lb-80mです。
上記の通りスプールのサイズは同じでも現行のスティーズLTDやジリオンSVが16lb-80mなのでより太いラインをより多く巻くことができます。
先代の20lb-100mからすると少なくなったことになります。
せっかくのロングキャストモデルでもあるのでもう少し欲しかった気もします。
琵琶湖勢なんかからすると物足りないかも。
MAG-Z BOOST
今回のモデルチェンジにおける最大の目玉とも言えるマグZブースト。
すでにジリオンSVやスティーズLTD SVに搭載されているSVブーストと同様、ブレーキが2段になっています。
それにより最後のひと伸びが生まれます。
スプールの回転数に応じてブレーキの強度が大きく変化するという意味ではシマノの遠心ブレーキのフィーリングに近づいたってことなのか🤔
ハンドル
100mmのアルミハンドルにパワーラウンドEVAノブが搭載されています。
先代から引き継がれた点でもあります。
これがビッグベイト、マグナムクランクなどの引き抵抗の大きいルアーを使うときに効果を発揮してくれます。
正直一番惹かれたポイントでした。
これ欲しさに買ったと言っても過言ではありません。
ギア比
7.1のハイギア(H)、8.1のエクストラハイギア(XH)の2種のみです。
先代のようなギア比5台のクレイジークランカーモデルは現在ラインナップされていません。
個人的にローギアでクランキングする習慣はないので無問題です。
ハイギアにしても100mmのロングハンドル、パワーラウンドノブならそこまでストレスにはなりません。
ロングハンドルであるが故に早巻きには向かないのでそこはXHギアを選択しカバーするのもアリか🤔
コスパ
ネットでは約4マソほどになっています。
まぁ安くはありませんね。
下位互換モデル?の19タトゥーラ比でボールベアリング+3、ハンドル長+10mm &パワーラウンドノブ。
スプールもG1ジュラルミン、ブレーキシステムは最新のMAG-Z BOOST。
そう考えると妥当な気がしてきます。
19タトゥーラTWがこの半額以下なので予算が限られているならそっちでもいいかも知れません。
正直19タトゥーラもずいぶん出来がいいんですよ。
そっちをハンドルとノブを交換する手も検討はしたんですけど物欲に勝てませんでした……
自重
200gとこの手のリールにしてはかなり軽いです。
先代比で30gの軽量化がされています。
重いリールは避けてきましたが200gは許容範囲内です。
実際に手にしてみて
高い工作精度
まず手に持って感じた全く緩みを感じない高い工作精度。
手ボケの俺氏でも感じたくらいだからよっぽどのことですよ。
基本設計が同じと思われる21年モデルのジリオンSVには触れていませんでした。
これだけのものならSVの方も欲しい……
要検討ということで。
ハンドル
やっぱりロングハンドル、パワーラウンドノブがいい感じです。
引き抵抗の大きいルアーを使ってみてもタトゥーラ比ではありますが快適になりました。
ハイギアの割にハンドルは軽く感じるし、ノブは握りやすく力も入りやすい。
でもハンドルが長い分回転半径が大きくなるので早巻きには向かない。
16スティーズと比べてこんなに違うんだから当然です。
でもこのリールで早巻きするようなルアーは使わないということでオッケー🤗
コンパクトなボディ
ほんとコンパクト。
この手のリールは大柄なのがデフォですが本当にコンパクトで握りやすい。
ちょっと古いですが16スティーズSV TWと比べても同等。
むしろ小さい?
クラッチ
スプールの写真を見てもらえれば分かると思いますがクラッチが左右非対称になっています。
ダイワのHPでも触れられていないので確証はありませんが、深くグリップしたときに不意に触れてクラッチが切れるのを防ぐ為だと思われます。
ハンドルの左右でパーツを共有できません。
メーカーからしたら生産コストの増加になると思いますが、そこはこだわりが伺えます。
ネジどこ?
実物を手にするまで気が付きませんでした。
ネジが見えない。
いつもはハンドル側のプレートを留めるための3本のネジが見えているのですがそれが見えないのです。
それだけで随分スタイリッシュに見えます。
ちなみに内側にちゃんとついています。
最後に
2022年いきなり結構な出費となりました。
まぁ欲しくなっちゃったんで仕方ないですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
福袋は買わない派のジョージでした。