昨年殉職したレジットデザインのワイルドサイドWSS-ST59ULの代替機として導入しました。
S63UL-ST
各メーカー表記の仕方が違うので最初に型番について説明申し上げます。
S（スピニング）の6フィート3インチ、UL（ウルトラライト）でST（ソリッドティップ）という意味です。
2ピースの場合は「S63UL-2・ST」になります。
スペック
詳しいスペックについてはダイワのHPでご確認ください。
個人的に気にしているポイントだけ取り上げます。
自重：86g
軽いは正義です。
スティーズの同じくらいのレングスのモデルと比べても遜色ないレベルです。
軽いリグを扱うのにもバランスが取れるってもんです。
ルアー重量：0.45～3.5g
この数字から読めるのは軽いモノを使ってくださいってことです。
具体的には3インチ程度のモノを1.8gシンカーダウンショットで扱うことになると思うので十分です。
ライン：1.5～4lb
基本的に3lbで使用してるので必要十分。
なんなら2.5lbなんかも使うことになるのでうってつけであります。
用途
自分の使い方としては、ほぼダウンショット専用機。
あと言っておきたいのはオカッパリには向きませんよってこと。
ソリッドティップで63レングスのULってあんまり汎用性が高いとは言えません。
飛距離は出しにくい、ライトリグの中でもさらにライトなリグを扱うためのロッドです。
自分の場合、ボートに乗るので複数本ロッドを持ち込む前提での導入です。
しなやかなティップなのでエリアトラウトでも使えるかな🤔
価格
ネットでの実売価格で1万3千円前後になっています。
手持ちだとスティーズも所有してますが正直価格の差ほどの性能差は感じられてないんですよね。
高価格帯のロッドも確かに良いのですがブレイゾン3本分の仕事してくれるかというと正直疑問です。
今後はこのくらいの価格帯でいいかな……
高価格帯ロッドとの違い
メインの材料であるカーボンの種類、製法技術によるところのようです。
材料はスティーズなんかに使われている「SVFコンパイルX」。
ブレイゾンに使われているのが「HVF」。
何が違うかってカーボンの密度、カーボン繊維を繋ぐ「レジン」の量になります。
カーボンの使用量を上げてレジンの使用量を下げるほど軽く、高感度に仕上がるので価格も上がる仕組みです。
まぁそれを感じられるほどの腕を持ってればいいのでしょうが、正直そこまでの腕はないのでHVFのブレイゾンで十分です。
製法技術はX45や3DXなどが高価格帯のロッドに採用されていますが、ブレイゾンはブレーディングX。
やっぱり高いものには高いなりの理由があるんですね。
リール
ロッド自体も軽く、扱うリグもライトリグの中のライトリグみたいなことになるのでなるべく軽いリールがよろしいかと。
手持ちのスピニングの中でも数少ないダイワ製の中からだと20ルビアスFC LT2500S-XH（155g）になりました。
他の候補は17イージス2505F（185g）、17セオリー2506H（185g）でした。
できれば2000番が良かったのですが残念ながら手持ちがありません。
エアリティ（持ってないけど）……とも思いましたがうちにあるルビアスはFC（フィネスカスタム）。
確認したらエアリティと重量は変わらないのでオッケー😉。
重さは釣り合っても値段が釣り合わないだろうと😂
しかし値段も釣り合わせようとすると重くなる……
リールはちょっとイイやつ使いましょう。
使ってみて
本当はボートでテストしたかったのですがシーズンインまで約5ヶ月……
とりあえず試したくてオカッパリでテストしてきました。
かなり柔らかいタイプのソリッドティップでした。
ワイルドサイドのST-65Lのようなハリの強いタイプとは違います。
やっぱりかなりライトなリグ、ハイプレッシャーな状況向けなように感じました。
まぁ使うのが曽原湖なのでちょうどいいくらいです。
感度はとてもいいとは言えませんね。
ティップが柔らかいのでヌメっとした感じになります。
ちょっと気になるのがグリップジョイント。
1ピースモデルですがグリップジョイントです。
コンパクトに持ち運べるくらいしかメリットが見当たらないのですが63程度のロッドでそれがいるのかと。
それどころか使ってるうちにズレたり、下手したら外れるまであるのかなと。
なんでこんなことにしたのか疑問です🤔
ハートランダーの聖地
と言われる釣具屋が宮城県角田市にあります。
宮城といえばキャスティングだけで3店舗、上州屋も3店舗あります。
そんな激戦区の片隅にあるのがココです。
価格はネット通販の最安とほぼ互角、ハートランドに至っては東北で1番の品揃えという人もいます。
正直ハートランドは趣味じゃないのでよく分かりませんがあれだけ安く、数も揃っているのは初めて見ました。
今回ここでブレイゾンを買ってきたわけですが、税込価格でネット通販最安値とほぼ互角でした。
近所ではないので頻繁に来れるわけもありませんがいい買い物ができたので満足です。
ちょっと話は変わります。
グーグルマップの口コミ評価がよろしくないようですが釣具屋に一体何を求めているのかと。
そんなにスマイルが欲しければマックにでも行けばよろしいかと。
最後に
本当に最近の低価格帯のロッドは有能で助かります。
次はソリッドティップじゃないULのロッドも欲しいと思ったのですが、残念ながらブレイゾンではラインナップしてないんですよね。
今後の番手追加に期待です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
帰省途中にロッドが増えるジョージでした。
