ダイワ スティーズSV TW 1016SHのインプレになります。
ダイワのSTEEZ 661MFB マシンガンキャスト1.5やブラックレーベルプラス 6101MFBと組み合わせて使用しています。
外観
黒の艶消しでいい感じです。
このマットな感じ結構好きです。
自重
スペック表によると160gになります。
ダイワの他のモデルや他メーカーの物と比べて格段に軽いとはいきませんが、十分に扱いやすいウェイトだと思います。
仙台のスティーズSVと比べ+10g。TWSを搭載してこの程度の重量増ってすごくないですか?
ジリオンSV TWと比べると約30gの減量なので、さすがに持ってみると軽くなっているのが完全にわかります。
軽いと余計な力が入らず正確なキャストが決まりやすい……気がします。
糸巻き量
14lb 45〜90m
16lb 40〜80m
普段から14lbのラインをよく使用しているので、少し下糸を巻いて使っています。
このくらいの糸巻き量で色々な釣りに対応できると思います。
ギア比8.1のハイギアモデルにのみ使用されている1012シャロースプールもあります。
こちらの糸巻き量は
12lb 40〜80m
14lb 35~70m
個人的には太くてもせいぜい14lb。こっちの方が合っている気がします。
しかしそのスプールを単品で購入しようとすると1万2千円ほどします。
そんなにするのであればいっその事、ダイワのセミオーダーシステムを利用してもう1台買ってしまうのも一つの手かと思っています。
スプール
スプール径34mmのG1ジュラルミンスプールになります。
ジリオン SV TWと同じものです。SS SVに使われている超々ジュラルミンの1.3倍の強度があります。
キャストした際の立ち上がりも軽く、バックラッシュしにくい扱いやすいスプールです。
TWS
ジリオンにも同じものが搭載されていますが、かなりいい感じです。
ピッチング、キャスティングともにスムーズにラインが出て行きます。
ゼロアジャスター
メカニカルブレーキが従来のブレーキと違いゼロアジャスターとなりました。
以前からSVはスプールのガタつきを抑える程度とし、ブレーキの調整はマグネットブレーキで行うものでしたが、スプールのガタつきを抑えるだけのものとして生まれ変わりました。
簡単には動かないようにかなりきつめの物になっています。
パーミング
以前のジリオンから比べて一回り小さくなったお陰で私の大きくない手でもしっかりパーミングする事ができます。
使用感
ジリオン同様、TWSとSVスプールのおかけでスムーズかつトラブルレスでラインが出て行きます。
「遠くに投げれば釣れるもんじゃない」「意外と足元にいる」をモットーにしておりますので、遠投能力はさほど重視しないのですが、やっぱり遠くまで飛んでいくのは気持ちいいのものです。
ドライブシャッドの4.5インチでテストをしたのですが、もちろんストレスなく扱えます。
普段ベイトフィネスタックルで扱ってるようなネコリグなど軽いルアーも使ってみたのですが、やっぱりベイトフィネスタックルの方が扱いやすいです。扱うのであればルアーのサイズを1サイズ上げてシンカーも1ランク重いものを使用するなどすると扱いやすくなります。
コストパフォーマンス
実売価格で5万円を超える結構な価格設定となっております。
もしSVスプールとTWSを搭載したものでコスパを重視するのであればジリオン SV TWもしくはタトゥーラSV TWをオススメします。
同じくSVスプールとTWSを搭載していながら、価格差はジリオンで約2万、タトゥーラにいたっては3万円以上違います。
2万もあればロッドもついでに買えます。
確かに使用されている材質やベアリングの数の違いなどあるのでできればスティーズがいいのですが、予算と要相談です。
不満な点
上にも書いていますが、コストがかかることです。
同じリールで違うギア比違いで揃えておくと、使用感が変わらなくて便利です。
しかしこの価格設定では「揃える」ってわけには行かないですね。
そう言う訳で今現在の私のタックルはジリオン3台とのハイローミックスになっています。
最後に
上にも書いた通り確かにお高い1品になっていますが、軽い、SV、TWSとお高いだけあります。
ダイワのフラッグシップに相応しい1台だと思います。
余裕ができたらもう1台ギア比違いで買っちゃおうかなぁ……