アルファスSV ベアリング交換

先日モデルチェンジに伴う処分価格で購入したアルファスSVですが、実戦配備する前にベアリングチューニングを行いました。

使用したベアリング

今回交換したベアリングは

  • かっ飛びチューニングキットAIR HD【1030AIR HD&830AIR HD】
  • ダイワ アルファスSV用 ハンドルノブベアリング(+4BB)

いずれもヘッジホッグスタジオ製になります。

何が変わるのか?

これを読んでいただいているということは
「これを組むことによって何が変わるのか?」
これが1番気になるところだと思います。

簡単に申し上げるとスプールの回転が非常に滑らかになります。
スプールが軽い力で回り始めるので力を入れることなく低弾道でスキッピングも決まりやすくなります。
余計な力を入れなくていいので、疲れにくくストレスなく釣りを続けることができます。

同じ機種でベアリングを交換したものしてないもので比べると非常に分かり易いです。
複数持ちしているジリオンSVで試したことがありますが、全然違ったので帰ってから未交換の分を速攻で注文したレベルです。

かっ飛びチューニングキットとはありますが、飛距離的にはそんなに変化は感じられませんでした。

ハンドルノブベアリング追加

アルファスSVのハンドルノブにはベアリングは使われていないので交換ではなく追加ということになります。

まずはハンドルノブキャップリムーバーなどを使用して、ハンドルノブキャップを外します。

それからプラスドライバーを使用し、ネジを外すとハンドルノブが外せます。
ハンドルノブを外すと黒いスペーサー?が取り外せます。
これをベアリングに交換することによってリーリングが滑らかになるのが体感できます。

かっ飛びチューニングキットAIR HD【1030AIR HD&830AIR HD】

サイドプレート側

まずはサイドプレートを外し、ストッパーリングを取り外します。
この時しっかりと押さえながら取り外します。
そうしないと予期せぬ方向に飛んで行って行方不明になりかねないのでご注意ください。

取り外したところでベアリングを交換しストッパーリングを戻します。
この時もしっかりと押さえてはめ込みます。
これでサイドプレート側は完了です。

スプール側

サイドプレートを外して、スプールを取り出します。


次にシャフトピンをスプールベアリングリムーバーなどを使用して外します。

シャフトピンを取り外してから、ハウジングからベアリングを取り出します。
この時もストッパーリングの取り外しにご注意ください。

外したベアリングを交換して元通りに復旧したら完成です。

あると便利なアイテム

ハンドルノブキャップリムーバー

先が鉤爪状になっていてハンドルノブキャップを取り外すのに使用します。
それ以外にもハンドルノブからベアリングを取り出したり、ハウジングからベアリングを取り外すのに使用できます。

スプールベアリングリムーバー

スプール側のベアリングを交換する際にシャフトピンを抜くのに使用します。
私が使用しているのはヘッジホッグスタジオ製の「スプールベアリングリムーバー type:G」です。
ダイワのそれも一部の機種にしか使用できませんが、使いやすく重宝しています。

最後に

初めてベアリング交換に挑戦した際には、ちゃんと組み上がるか心配でしたが慣れてしまえばどうということはないです。

ベアリングの交換をすることによって、簡単にリールのチューンナップをすることができます。
最初は半信半疑でしたが、使ってみて効果があることが確認できました。
少々費用はかかりますが、1ランク上の使用感を得ることができます。
興味がある方はぜひ挑戦していただきたいと思います。


 

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